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コラム
コラム : 重さと質量を区別するのは文系と理系の違い?
投稿者 : imura 投稿日時: 2018-12-03 13:49:25
先日、「キログラム原器が廃止され、質量の単位「kg」を再定義してプランク定数に基づく定義へ変更」というニュースがありましたね。

この件について様々な解説記事などが出ましたが、その記事について理系の大学の先生たちが「重さ」ではなく「質量」だ。単位も重さはN(ニュートン)、質量はkgだという指摘をされていました。

私も最初はその違いに気が付きませんでしたが、重さは物質に作用する重力のことで、質量は物体が含む物質の量のこと、ということだそうです。

つまり、重さは重力で決まるので宇宙など無重力状態ではゼロになるが、質量は地球上でも宇宙でも変わらない。

このことは中学校で教えられているそうです。私も理系でしたが、質量と重さを厳密に区別して使っていませんでした。このようなことは、科学分野だけではなく様々な分野にもあると思います。ただ、科学の分野では定義が厳密に決められているので、間違いを指摘しやすいのでしょうね。

文学的なことでは、漢字の読み方、ことわざ、故事成語について本来の意味とは違う使い方をしてしまっていることも多い気がします。ただ、辞書などを調べると「本来は○○のように使われているが、最近は△△のように使われることも多い。」などどちらがが正しくてどちらかが間違っているということのない曖昧な感じです。

例えば、「重複」は「ちょうふく」というのが正しいとされていますが、「じゅうふく」という人が多くなったので、現在ではどちらでも良いようです。これ以外にも「早急(さっきゅう、そうきゅう)」「依存(いそん、いぞん)」など、どちらでも良くなったものがたくさんあるようです。

このように文系的な定義は、時とともに移り変わってしまうので、マスコミなど文系的な仕事をしていると言葉の使用に対して厳密な態度は薄れていくのかもしれませんね。


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