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コラム
コラム : 終身雇用の終わりと起業
投稿者 : imura 投稿日時: 2019-06-01 14:48:40
最近はサラリーマン向けのビジネス誌を見ると、定年を控えた会社員に対しての老後のアドバイス的な記事が多くなった気がします。これは、年金の額がさがり、支給年齢が引き上げられて、これまでのように大企業の社員でも60歳で定年したあとに、年金で悠々自適の生活を送ることができなくなったためでしょうね。

私の年齢くらいになるともう何をするにも遅すぎるというような感じです。人生の後半を豊かに過ごすためには、40歳くらいから準備が必要というものが多いですね。

企業側も終身雇用を見直す発言が相次ぎ、昭和の時代のように同じ会社の中で人生を過ごすというライフプランは既に破たんしています。1つの会社の中だけでしか通用しないスキルを身に着けてある程度出世したとしても、結果としてその会社以外で働くという選択肢がなくなり、55歳で役職定年、60歳で再雇用となり、それまでの待遇を切り下げられて65歳まで働くというのは、あまり良い人生とは言えないのではないでしょうか。

役員になれればいいですが、大企業に勤めたことのある方はお分かりのとおり、実力でなれるのは課長くらいまでで、役員になれるかどうかは運とか人脈に大きく左右されるものです。大企業はもともと優秀な方が多いので、出世には実力以外の要素(配属部署、社内派閥など)の影響が大きくなります。

会社としても、組織にぶら下がって過ごすだけの高齢者に残られるよりも、他にやりたいことがあれば出て行ってもらった方が良いので、副業なども認められるようになってきています。会社と従業員の関係も、功労者だから歳をとっても大切にされるなどという、浪花節的な関係は減り、今会社のために何ができるかを問われるドライな関係になっている気がします。

企業が個人の一生までは面倒を見てくれなくなった時代とも言えます。そんな時代だからこそ、起業というのがこれまでの就職と同じく、普通の人の仕事の選択肢となるかもしれません。


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